★生徒との向き合い方、学校や支援機関の連携方法を具体的に解説！ 本テキストは、学校・教員のパートナーである校内居場所カフェ・スタッフの「支援の質」を 向上させる意図を持ち編纂しています。 この基礎対応編では、生徒との向き合い方、教員や学校との連携方法を具体的に解説していきます。 ●生徒がカフェという居場所に定着し、スタッフと信頼関係を築いて、いざという時に頼れる関係性をつくるためには？ ●スタッフが生徒との関わりを通して、心配事やSOSをキャッチして必要な支援につなげるためには？ ●教員にどのように情報共有し、学校や外部団体と連携するためには？ テキストから得られた知識やヒントをベースに、ぜひ、 先生たちと子どもや若者たちの未来を語り合い、対話を通して生徒理解を深めるとともに、私たちのパートナーである学校や教員理解を深めてください。 【基本情報】 発行日:2022年11月1日 仕様:B5サイズ・80ページ・フルカラー 発行者:特定非営利活動法人 パノラマ 編集:石井正宏、小川杏子 デザイン:出口麻紀子 協力:居場所カフェ立ち上げプロジェクト ※この本は「大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金」の 助成を受けて作成しました。 【目次】 ＜第 1 章 生徒との出会いから定着までを支える＞ ● 初来店生徒とのファースト・コンタクト ● コラム:ファースト・コンタクトの壁を取り払うファッション ● 様子見生徒たちへの声かけ ● 支援の入口となるカウンター越しのコミュニケーション ● ボードゲーム、カードゲームから始まるコミュニケーション ● コラム:コロナ禍により見えてきた校内居場所カフェがカフェである理由 ● 気になる生徒の特徴 〜発見のポイント1〜 ● 気になる生徒の特徴 〜発見のポイント2〜 ● スタッフの動きと見るべき視点/スタッフがフリーで動けるようにする ● カフェの利用のルールを守らない生徒・守れない生徒 ● コラム:生徒・教員との信頼関係を大切にした SNS 発信 ● コラム:常連客ばかりで一見さんが入りにくいカフェにしない ＜第2章 生徒との関係を築きながら信頼貯金を貯める＞ ● 生徒のバイオリズムを知りタイムリーな声かけをする ● 集団の中でのスティグマを生まないさり気ない配慮 ● コラム:居場所の深みとなる「ナナメ下の関係」 ● 常連生徒との関係性と役割の提供について ● 想定されるトラブルとその対応について ● 何気ないドラマが生まれるカフェのアフター・アワーズ ● 適度な距離感を持った見守り支援 ● 生徒の微弱な SOS のキャッチの仕方 ● コラム:ある日のカフェ 〜きもい・うざい・やばいから見えてくるもの〜 ●「支援させてくれない生徒」を「援助希求できる人」に育てる ＜第3章 気になる生徒を発見し、支える＞ ● 落ち込んだ生徒への対応 ● ひとりぼっちで過ごす生徒への声かけとその後の展開 ● コラム:〜 3年でゴールでない支援〜 私たちは長期決戦型のジェネラリスト人材 ● 問題発言や食べ物で遊ぶなどの問題行動についての対応 ● 就労支援との連携手法について ● 中退後のフォローを含む、中退しそうな生徒への対応 ● 何気ない会話の中に潜む気になるワード ● コラム:恋人同士のイチャイチャへの注意点 ● お弁当を持っていないお腹を空かせた生徒たち ● ピアスをたくさん開ける生徒 ● 大人に身体接触する生徒たち ● コラム:カフェ・スタッフは「ながらトーク」の達人を目指す ＜第4章 生徒支援を支える基盤づくり＞ ● コラム:学校はどのように動いているか 　森ゆみ子(大阪府立高校西成高等学校 教諭)
● コラム:学校と外部団体との円滑な連携に向けて 　金澤信之(元県立高校教諭・大学非常勤講師) ● 教員への引き継ぎのポイント ● 学校及びカフェ担当教員との日常的なやり取りについて ● コラム:SSW(スクールソーシャルワーカー)とつながろう ! 　　美濃屋裕子(神奈川県スクールソーシャルワーカー) ● 他団体との協働の仕方について ● あとがき〜教師にできることと教師だけでやらなくていいこと〜 　　浜崎美保(神奈川県立田奈高校 元副校長) 【商品の発送について】 ※通常５営業日以内(土日祝日除く)に発送します。 ※発送後、土日祝日を挟む場合は到着が遅れる場合がございますのでご了承ください。 ※9冊以上でのご注文はこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjC64kLsVHvg_ikwwvCfLHSQLxuUXF6DyvhpKqUWVmJ1eEkg/viewform